教習所

教習所の期限に間に合わない!?取得までに必要な時間をご紹介!

今日では、自動車免許は最もメジャーな資格の1つと言っても過言ではないでしょう。警察庁の運転免許統計によれば、平成30年度の運転免許保有者数は8200万人を超えています。

近年では若者の車離れなどと言われてはいますが、免許を持っていると行動範囲が大きく広がるため「取りあえず持っておく」目的で免許の取得を目指す人は少なくありません。わたしの同級生でも、18歳の誕生日を迎えてすぐに教習所に入校した人が多くいたのを覚えています。

この記事では、これから免許を取ろうと思っているあなたに教習の流れを紹介しつつ、既に運転免許を取得している先輩として教習を受けるうえでの注意点と、教習計画を立てるうえで知っておいた方がいいことをご紹介します。

教習の流れ

 

自動車免許の取得に係る教習は大きく「一段階」と「二段階」の2つに分けられます。

「一段階」の教習では、法令(標識・標示など)や運転のマナーなどを学ぶ学科教習が10時間と、基本的な運転技術を学ぶ教習所内での技能教習がAT12時間/MT15時間設けられています。運転が苦手な方がつまずきがちな“S字”や“クランク”なども一段階でやることになります。

そして、学科教習の確認試験である「仮免学科試験」(45点/50点で合格)と技能の試験である「修了検定」(減点方式で70点/100点)の両方に合格すると、仮免許が交付されて一段階修了です。

この一段階では、最後まで技能教習で路上に出ることはありません。と言うのも一段階での目的は、後述する二段階の教習において『あなたが路上で安全に教習を受けられるための知識と技術を身に着けること』なのです。そのため、一段階での技能教習では教習所内から出ることはありませんが、基本的に二段階に入ってから一段階のカリキュラムを復習することはできませんので、気を引き締めて取り組みましょう。

「二段階」の教習では、安全運転に関する16時間(応急救護の実習を含む)の学科教習と、AT/MT共に19時間の路上での技能講習が設けられています。

全ての教習が終了してから路上での技能試験である卒業検定「(減点方式で70点/100点)」に合格すると卒業証明書が発行され、自動車教習所は卒業です。

教習所での二段階の学科試験はありません。その代わり運転免許取得のためには、運転免許センターで本免学科試験(90点/100点)に合格する必要があります。9割以上の得点が必要なこともあり、対策しておかないと一発合格は難しいので、しっかりと勉強しておきましょう。

教習のポイント

一段階・二段階共に、多くの教習所では技能教習に事前に予約が必要です。生徒の多い教習所では一度に取れる予約に制限がある場合もあり、技能教習の進み具合が免許取得のボトルネックになることが多いです。

わたしの通っていた教習所では、生徒が一度にとれる予約が三回分までと決まっており、生徒数が多かったこともあり1週間で3時間分しか教習が進まないことがほとんどでした。また、二段階の技能教習には先行学科を受講していないと予約することができないものもあるので、入校時の案内をよく確認しておきましょう。

一段階の学科教習は全て予約なしで好きな順番で受講することが可能です。時間を見つけてサクサク進めていきましょう。わたしは技能講習のついでに受講することで、教習所に通うコストを最小限にしていました。

一方で、二段階の学科教習では特殊な学科があり、予約が必要な場合があります。その一つが「応急救護処置」で、これは3時間連続の教習であることも併せて念頭に入れておきましょう。

もう一つがセット教習と呼ばれるもので、技能講習の「危険予測教習」と連続して受けなければいけない学科教習があります。こちらは技能講習のほうを予約すれば自動的に受講できるものですが、学科のみを受講することはできないため覚えておきましょう。

二段階では前述したように、特定の技能講習を受講するために必要な学科もあるので、わたしの場合は二段階に入ってから、学科のためだけに教習所に通うことが度々ありました。

教習の予定が崩れてしまう理由って?

では、教習が予定通りに進まないケースはどのような理由が考えられるでしょうか。

技能が苦手な人にありがちなのが、「修検」と「卒検」、及び「検定前のみきわめ」の不合格です。

みきわめとは、あなたがこれまでの教習の内容をきちんと身につけているかを指導員が確認する課程です。通常の技能教習は、大きなミスがあっても“次回への課題”として、次の課程へ進むことができますが、検定に進むにはみきわめに合格する必要があります。運転が苦手な人はここでつまずくので、自信がない方は考慮して予定を組みましょう。

ちなみに、この記事を書いているわたしは修検前のみきわめに3回落ちました。

これは極端な例ですが、みきわめや検定に落ちることは珍しいことではありません。余裕を持った計画を立てておくべきでしょう。

(番外編)仮免前なのに教習期限がヤバい

 

まだ修検も終わってないのに教習期限が迫ってきている……このままで本当に免許取れるのかな

仮免取得に何ヶ月もかけてしまって、2段階が期限内に終わるかどうか心配なあなた。

実は、仮免までに3ヶ月以上かけてしまったなら、2段階に入る前に教習期限を伸ばすことができるんです。

その方法が“仮免入所”
通常の場合、教習所に入校し、1段階を修了したらそのまま2段階に入ることになります。

しかし、仮免許証が交付された時点で一旦教習所を退校し、もう1度入校(仮免入所)することで教習期限をリセットすることができるんです!ただし、この場合は実質的な教習期限が6ヶ月(仮免許証の期限)になるので注意してください。

まとめ

・一段階は学科10時間&技能12時間/15時間

・学科試験・技能試験の両方に合格して仮免GET

・二段階は学科16時間&技能19時間

・技能試験に合格して卒業 ・運転免許センターで本面学科試験に合格して免許GET

・技能教習は予約制で、一度の予約に制限がある

・先行学科を受けていないと予約できない技能科目がある

・みきわめや試験で何度も不合格になることも

教習に通うのはめんどくさい時もありますが、運転免許を持つと行動範囲が広がり、世界が変わります。また、ただ持っているだけでも身分証明書のスタンダードとして有用ですので、この記事を読んでいるあなたにも、ぜひ取得していただきたい思っております。

この記事が、あなたの運転免許取得の一助になれば幸いです。