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文化祭のポスターはシンプルなレイアウトで!デザインのコツを紹介

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komori

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20代の時は印刷・デザイン会社に勤務。今は漫画とマーベル映画にハマってる、ちょっとオタクなアラフォー主婦です。
絵が上手いからって文化祭のポスターを頼まれたけど、どんなものにすればいいのか分からない!

それは大変ですね!

実は私は仕事で広告デザインをしていました。いまでこそ経験があるので言えますが、絵が上手い=デザインができるではないですよね?

自分の個性を好きに表現するだけのアートと違い、デザインすることはそのツール(ポスター)によって効果的な目的を果たすことなのです。

今回の場合は、ポスターをたくさんの人に見てもらい文化祭に来てもらうこと。つまり集客です。

ではどんなデザインにすればいいのか…。

今回は私なりのポスターを作るときの3つのコツをお話ししたいと思います。

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ここで言うシンプルとは、「余白が多くて絵や装飾がおしゃれ」なポスターのことではありません。

レイアウトをシンプルにしましょうという提案です。

文化祭は学生が主催するお祭りですので、普通はもっと楽しさ・賑やかさを出したデザインが好まれます。

 

 文化祭のテーマや大学の特徴を絵や写真で表現する場合、見る人はまず

イメージ画像(絵や写真)が目に入って次にタイトルという風になります。

出典:埼玉県立春日部女子高等学校文化祭ポスター

イメージ画像を中心として、周りに装飾のタイトルその他を配置する構図です。

 

 逆に文字情報を一番に知らせたい場合は

タイトルがまず目に入って次にイメージ画像(絵や写真)となるように

出典:富山大学富大祭ポスター

「タイトル」を大きく目立つようにレイアウトし、イメージを補助として周りに配置する構図です。

 

通常このどちらかのレイアウトになりますが、文化祭ポスターでありがちなのが、「イメージ画像」と「タイトル」以外の文字情報が主張しすぎているものです。

 

「スローガンやテーマ」「日時」「学校名」はいりますが、詳細は近づいて見てくれたときに分かってもらえればそれでいいのです。

一番伝えたいイメージとタイトルのみを思い切り大きくし、その他の文字情報はなるべく小さくしましょう。

このシンプルなレイアウトを崩してしまうと、遠目に見たときに全体がボヤけてしまいます。

 

またタイトルの位置に関しては、ここが一番効果的というものはありません。

上部に横書き、真ん中に縦書き、右に縦書き、下部でもななめでもOKです。

最適な配置はとにかくイメージ画像とのバランスにより変わってきますので、手描きならラフを描いたり、PCで作るなら様々なパターンを模索してみましょう。

ポイント

イメージ(絵)とタイトルのみを目立たせるシンプルなレイアウト

最初にどちらを見せるのか考える

イメージとのバランスによりタイトルの位置は模索する

色の視認性を考える

ポスターは大学内はもちろん、外にも貼られる宣伝ツールです。

町のスーパー、市役所や図書館なども頼めば貼り出してくれるでしょうし、個人経営の飲食店などでバイトしている学生がいるなら、オーナーに話せば店先に貼ってくれたりもするでしょう。

貼っている場所を想像してみてください。周りにはたくさんの色があふれていますよね?

掲示板に貼ってあるとしても、いくつものポスターの中で「ん?これなんのポスターだろう」と、詳細を見ようと近づいてきてくれることが理想的です。

まず遠くから見て注目させなければ意味がないのです。

でないとこれが文化祭のお知らせであること、書いてある日時や場所、どんなイベントなのか、ということは見てもらえません。

それを考えると、ポスターの色調はコントラストを強くして、視認性を高めることが効果的です。

濃い色薄い色を紙面につくる

ここで言う濃い色とは黒・赤・青・緑などの原色、薄い色は白・パステルカラー

構成は、通常この2つです。

❶ 背景が薄くて 絵とタイトルが濃い色

出典:国民文化祭かごしまポスター

背景と絵が濃くて タイトルが薄い色

出典:東京都立日本橋高等学校文化祭ポスター

画像を見て分かるように、コントラストがはっきりしたものは遠くからでも認識できますよね。

でもそれって当たり前のことじゃない?ちょっと考えたら分かるんじゃないかな?

確かにそう思いますよね!

でも実際制作をはじめると、集中するあまりなぜか細かい部分のクオリティにこだわりはじめ、ポスターの本来の目的(集客)を見失い、ただの個人的な作品作りになってしまう人がかなりの数います。(かくいう私も確実にそうでした…笑。)

紙面全体をコントラストのない好みの色合いにまとめてしまったり。

楽しい雰囲気を出すために、にぎやかな絵とタイトルにしてごちゃごちゃ…とか。

イメージ画像(絵や写真)が多色のときは、必ずタイトルは単色にしましょう。たまに絵もカラフル、タイトルも一文字ずつ色違いにしているものがありますが、遠目に非常に見にくいので、よっぽど黒一色の方が適しています。たまに遠くからながめて見て、この色調でいいのか考えてみましょうね。

ポイント

濃い色と薄い色を紙面につくる

絵の細かいクオリティよりも遠くから見たときの視認性が重要

テーマに沿ったイメージ

当たり前のことですが、ポスターに描く絵や写真や色合いはその文化祭のテーマだったり大学の特徴を表したものです。

  • 絆がテーマなら、つながった手のイメージ
  • 個性がテーマなら、カラフルな色合いのたくさんの人物
  • 音大なら、楽器や音符のイラスト
  • 工学系の大学なら、機械的なイメージ
  • 水がテーマなら、青でまとめる

 

これを言ったら元も子もありませんが、はっきり言ってここはなんでもOKです。

あなたの才能とアイデア次第ということですね!

でもいいものを作れる自身がないんです….。

そうですよね。そんなときは…

❶ 他の作品をたくさん見る

文化祭のポスターじゃなくてもいいので、あなたの表現したいワードで、とにかく色々検索してみましょう。たくさんの作品を見ることで、自然と自分の中のアイデアもふくらんできます。

なんなら真似しちゃってOK!どんどん真似して自分の技術にしていきましよう。

タイトルを中心としたレイアウトで、イメージは補助として使う

最初の項目でも話した通り、ポスターを見たときに、まずタイトルを見せるレイアウトもあります。

タイトルは特徴のある形や色でインパクトを出して校風やテーマを表現し、周りはテーマに合わせた色やパターン、簡単なイラストアイコンのみに留めます。

ポイント

校風やテーマを表したデザインにする

アイデアがなければ、他の作品を真似するか、特徴的なタイトルのデザインに

下記は遠目にもインパクトのあるポスターの一例です。

 

 

出典:東京芸術大学藝祭2013ポスター

 

出典:東北芸術工科大学卒業制作展ポスター

 

出典:科学のための100のステップ(サイエンス誌表紙)

 

出典:東京都調布市もみじ市2016ポスター

まとめ

ポスター制作のコツ

1 シンプルなレイアウト

 ・イメージ(絵)とタイトルのみを目立たせるシンプルなレイアウト

 ・最初にどちらを見せるのか考える

 ・イメージとのバランスによりタイトルの位置は模索する

2 色の視認性を考える

 ・濃い色と薄い色を紙面につくる

 ・絵の細かいクオリティよりも遠くから見たときの視認性が重要

3 テーマに沿ったイメージ

 ・校風やテーマを表したデザインにする

 ・アイデアがなければ、他の作品を真似するか、特徴的なタイトルのデザインに

ポスターはまず目立たせないと効果が発揮されないということが分かりました。

シンプルなレイアウトでデザインすることで効果的なポスターは作れます。

あなたのセンスでぜひ面白いポスターを作ってみてくださいね。

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